年収がいくらほしいという逆算発想で思考すること

ワールドカップも終わり夢ある祭典を経て


人財紹介・転職支援のバンステーション、今回の記事内容は「年収がいくらほしいという逆算発想で思考すること」についてです。

ワールドカップも終わりまして、世界的な有名なスターが今回も出場していました。例えばポルトガルのクリスチャーノロナウド、そしてアルゼンチンのリオネルメッシ選手、もう10年以上前からずっとサッカーの最前線で活躍しており、今でもスーパースターです。年収も数十億円とかCM出演料合わせて年間で数百億円とからしく、サッカーは本当に夢のある世界です。

年収数十億は無理でも・・・

もちろん年収数十億など、世界の中でもごくわずかの人しか無理ですし、本当に数十億欲しいならそれこそサッカー選手にでもならないと通常の勤め人では無理ですが、そこまでいかなくても、年収は平均年収や大手上場企業などでは社員平均年収などが公表されているので、うらやましく年収を見る人も多いのではないでしょうか。

「成果を上げる者は、仕事からスタートしない。時間からスタートする。計画からもスタートしない。まず、何に時間がとられているかを知ることからスタートする。次に、時間を奪おうとする非生産的な要求を退ける。そして、得られた自由な時間を大きくまとめる」。

これはドラッカーの言葉ですが、年収が多い人もだからといって毎週40時間以上の残業をハードにしているわけでもなく、時間をそれほどかけているわけでもないということは言えると思います。

環境によって年収は決まる


ではこの年収を決める差というのはどういった部分にあるのか、よく言われますが環境が違うというわけです。大手の安定している企業にお勤めの場合には、企業文化として安定を求めている環境なので、自分で解決すべき課題であったり顧客ニーズを感じたり、周囲の目を感じながらも前に進めて推進してきた人は、そのような安定環境から変わってもうまくいくでしょう。

ただ、なかなかそういう方は少なくて、何か感じてもまずは上長に確認や指示を仰ぐ文化で数年数十年経験を踏むと、転職時にはなかなか厳しい現実を見るケースも実際にあります。特に30代から35歳にかけては出世コースに乗っていくタイミングでもあるので、なかなか決断を下すのも難しい現実は実にわかります。

転職時にコンサル会社などを選ぶと「自分はどうしたいの?どうすべきと思ってるの?」と質問が上司から飛んでくるので、安定した企業文化で馴染んでいた方などは事前に上司の意向を踏まえて仕事を進めるスタイルなので、精神的に追い詰められている感を受けるなどで悩むケースもあったりします。

結局は自分の年収をいくらほしいのか考える、ということは、自分の生き方を決めることや過去の自分と決別することや、新しい未来を作るために今を変えることとまったく同義であったりします。

もちろん会社組織にいる以上は自分の成長とか、自分の経験とかばかり考えると組織の中で空回って浮いてしまう存在になるのですが、顧客をしっかり考える、自社の強みを考える、自分の立場で求められていることを考える、そんな思考をしっかり行うことが大事なのは大前提として。

会社が用意している人材の育成スタイルを理解して、可能な限りしっかりトレーニングや学びの場を活用し、結果として会社の業績に貢献するということを実践しないことには年収がどうこうにもならないと思います。

もちろんどんな組織にもいい部分と悪い部分があるので、悪い部分は目をつぶりながら上司や先輩の指導や行動を観ながら素直に改善を行い、柔軟な行動や活動、発言を行いながら思考しつつ結果を出すことが大事です。

もちろんこれが、年収が多い人は当たり前のようにしている思考や行動なのです。