今回は、ツイッター・イーロンマスクCEOの世界一の仕事ぶりについてです。
ツイッターのCEOイーロンマスク、従業員のレイオフ=いわゆる解雇を行った記事がニュースになっていて、日本でもTwitterの従業員が半数近く解雇されたと報じられており、レイオフの影響は各国に波及しています。11月4日に大量のレイオフを行ったという記事が最近話題になっています。
一生涯を貫く仕事を持つ
イーロンマスクが社長になる前に「人員は75%も削減したりはしない」と述べて社内の緊張をいったん緩和させていました。ただ、それでも多くの人が大幅な人員削減を予想しており、いまやそれが現実のものとなっています。
この点だけを見ると、アメリカの外資はハードだと感じることも当然なのですが、ツイッター自体従業員がこの数年で倍増しており従業員が水膨れして生産性が著しく低くなり経営も赤字になり倒産危機もあることを考えると、仕方ないことかもしれません。このCEOイーロンマスクは経営者として能力が高く、異次元の実力というのはわかるのですが、テスラのCEOでもあり、イーロンマスクはテスラでも仕事ぶりがどのようなのか生産工場で寝泊まりをするなどの超がつくハードワーカーで、寝泊まりして従業員と仕事しながら生産の課題を解くために現場で指揮を取ったりするそうです。
昔の話ですが、自動車のホンダ創業者の「本田宗一郎」さんも現場の技術屋なのでよく工場で寝泊まりしてたそうなので、現場で汗を共にかきエンジニアリングに関わりながら経営を行う、超現場主義経営者という意味で世界のホンダと同じなのです。自分自身もエンジニアリングが大事と言っています。いわゆる現場を知らない経営者では全くないのです。
一生涯を貫く仕事を持つ
仕事に関して超ハードワーカーなのですが、CEOイーロンマスクは仕事が大好き人間と感じます。かの福沢諭吉も「心訓七則」で、「世の中で一番楽しく立派な事は 一生涯を貫く仕事を持つという事です」ということを説いています。人間の一生を考えてみると、多くの人が最も時間を使っているのは仕事の時間です。
その仕事がとてもつまらないものであったり、とても苦痛なものであったとしたらすごく大変なことと思いますし、そんな仕事に関わると人生にとって最大の損失の1つになってしまいます。
仕事が楽しいものであれば、どれだけすばらしい人生になることでしょうか、とイーロンマスクの仕事ぶりを見ていると感じます。なので自分の仕事をもっと面白くしていくべきですし、自分の仕事をもっと楽しむようにしていくのが大事ですし、「仕事が楽しいです」そういえる自分に変身していける努力、この能力は素晴らしいものに感じます。
そのためにも、まずは一生懸命に仕事に打ち込んでみることが最も大事です。全力で仕事に打ち込んでいると、プロとしてだんだんいい仕事ができるようになり、多くの人に喜んでもらうことができるようになっていきます。そして、いつの間にか仕事が楽しいと思える心境になれます。「仕事が楽しい」という言葉が自然と言えるようになれば、本当に仕事が楽しくなっていくのです。
転職はそのきっかけにすぎません、今ある仕事を楽しむことは人生にとって大事なことです。