ダブルワークの悪い点

悪い点1.休みがなくなる

ダブルワークをしていると、スケジュールを上手にをコントロールしない限り休みがなくなる可能性があります。休みがなくなると体を壊してしまうリスクも高まるので、ダブルワークをする上ではスケジュール管理能力が必須と言えるでしょう。

また、それぞれの仕事の内容や業務負荷についてもバランスを取る必要があります。
どの仕事の負荷も非常に高い状態だと、ストレスが溜まってしまい、これも体を壊す原因になります。
高い自己管理能力と、それを相手先企業へ伝えられる交渉力が必要です。

悪い点2.社会保険や税金の管理が複雑になる

ダブルワークを行うにあたり気になるのが社会保険や年金、税金等の手続きです。ダブルワークとそれ以外の仕事の雇用・稼働状況によりますが、同程度の仕事を複数掛け持ちする場合、どの企業の社会保険にも加入できないことがあります。
そのような方は、国民健康保険や国民年金の手続きが必要になります。
税金については、本業以外の所得が年間20万円以上ある方は確定申告が必要です。つまりダブルワークを行う多くの方は、確定申告の手続きが必要になるでしょう。
上記のような申請手続きに加え、これまで企業からもらう給与の天引き処理されていた税金や社会保険を自ら納付しなくてはいけないこともあります。

悪い点3.副業禁止の企業でダブルワークをするとばれた時に大変

副業が禁止されている企業でダブルワークを許可なく行うと、バレた時には最悪の場合、解雇になってしまうこともあります。
一方で、政府は働き方改革の流れで副業・兼業を推進しており、一律禁止としている企業は検討が必要との方向になっています。ですから、企業に対して不利益がないと示すことができれば、副業禁止の企業に勤めている場合でも交渉の余地があるかもしれません。
黙ってダブルワークを始めるよりも、まずは所属している企業と交渉してみることでリスクを回避できる可能性が高いでしょう。

来週はダブルワークの良い点をご紹介します!